団体名称 一般社団法人 日本社会福祉マネジメント学会
設立 2013年3月
法人理念 研究者と実践者が共に社会福祉の課題解決に取り組むことで質の向上に取り組むこと
事業内容
  1. 社会福祉に関する制度、環境、社会、実情、労働及び経営等の分野における諸課題における調査及び研究を行い、社会福祉業界の知識と経験を広く活用して政策を提言し、実現に向けて働きかけること。
  2. 民間における福祉施設設置者の交流を促進すること。
  3. 会員間の連絡及び連携を促進すること。
  4. 会員間の指針となる計画及び規範を作成すること。
  5. 福祉業界の実情及び意見等を内外に紹介し、理解を得ること。
  6. 機関誌の発行並びに書籍を出版すること。
  7. 各種セミナー・研修、講演会を開催すること。
  8. 社会貢献に資する募金等の斡旋を行うこと。
  9. 途上国への教育支援を行うこと。
  10. 受託研究、受託教育研修事業を行うこと。
  11. 学術研究集会、シンポジウム等を開催すること。
  12. 学会機関紙「社会福祉マネジメント」その他の刊行物を発行すること。
  13. その他、本法人の目的を達成するために必要な事業を行うこと。
定款 日本社会福祉マネジメント学会定款

沿革

2013年3月 一般社団法人日本事業所内保育団体連合会設立
2013年4月 日本事業所内保育団体連合会SYMPOSIUM開催
2015年3月 保育施設賠償責任保険・傷害保険事業開始
2018年3月 2017年度 研究助成事業支給決定
2018年7月 日本社会福祉マネジメント学会設立
2018年7月 第1回事保連シンポジウム<東京大会>開催
2018年9月 2018年度 研究助成事業支給決定
2018年10月 東京都保育士等キャリアアップ研修指定取得 研修事業開始
2019年2月 第2回事保連シンポジウム<大阪大会>開催
2019年4月 一般社団法人日本社会福祉マネジメント学会(The Japanese Association of Social Welfare Management : JASM)へ改名
2019年5月 2019年度 研究助成事業支給決定
2019年5月 受託研究事業開始
2019年6月 産官学JASMシンポジウム&研究大会開催
2020年4月 JASM賞および研究部会補助金申込み開始
2021年3月 学会誌『社会福祉マネジメント』創刊号発刊
2021年9月 『日本社会福祉マネジメント学会誌』(Vol.1 No.2)発行
2021年10月 JASM教育セミナー開始
2022年4月 『日本社会福祉マネジメント学会誌』(Vol.2 )発行
2022年11月  第3回研究大会開催
2023年3月 『日本社会福祉マネジメント学会誌』(Vol.3)発行
2023年11月 第4回研究大会開催

日本社会福祉マネジメント学会 理事

代表理事中坪 史典博士(教育) 広島大学大学院教授
理事倉盛 美穂子博士(心理学) 日本女子体育大学教授
理事金井 智恵子博士(医学) 和洋女子大学准教授
理事二宮 祐子博士(教育) 和洋女子大学准教授
理事木村 拓磨修士(心理学) 東海学園大学講師
       

概要

設立趣旨

一般社団法人日本社会福祉マネジメント学会(The Japanese Association of Social Welfare Management:JASM)は、研究成果の公表、情報の共有等を行うとともに、研究者、実践者による会員相互の交流と連携を図り、総合的な社会福祉サービスの質を高め、実践の知を広く普及することを目的としています。

また、各種事業、産官学とのネットワークを通じて、社会的弱者と呼ばれる人たちにwell-being(よき状態)を保障することを目指します。

対象

研究者、福祉系の学生、大学院生、福祉関連事業者、福祉関連職(保育士、介護福祉士、障害者支援員)

ゴール

人間の脳の比率は他の動物に比べ大きいために、未熟な状態で母体から出る必要があります。そのため、成長するまでに時間がかかります。このことは人間が弱い存在であると同時に、知恵をもつ存在であることを意味します。

「弱さと知恵」、これが社会福祉を考えるキーワードであると考えます。「社会的弱者」と呼ばれる人がいますが、この言葉を社会が弱者を生んでいるとも解釈できます。したがって、社会が変われば弱者でなくなるといえます。

社会的弱者と呼ばれる人達にwell-being(良き状態)を保障することが社会福祉の目的ですので、社会を変えることが社会福祉の課題であるといえます。ここで期待されるのが人間の知恵です。社会福祉には3つの知恵が必要であると考えます。人間の科学、組織の科学そして社会の科学です。この3つの知恵を統合し社会福祉を実践する行為が「マネジメント」です。

たとえば、発達心理学が育児にとって役に立つことはいうまでもありません。しかし、家族が精通していることは稀であり、専門家のアドバイスが必要になりますし、現代は幼稚園や保育園で育児の一端を担うことは当たり前となっています。施設の職員が能力を高めるためには最新の科学的知見を理解する必要があり(人間の科学)、適切に実践するためには施設が健全に経営されていること(組織の科学)が前提となります。そして、施設は社会や行政の動きを的確に理解し運営される(社会の科学)必要があります。これらのことは保育、介護に限らず広く社会福祉分野に当てはまります。

上記のような問題意識を背景に、科学的知見に立脚し、社会福祉サービスの質を高め、実践の知を広く普及するために日本社会福祉マネジメント学会を設立しました。

社会福祉施設で活躍されている方、社会福祉施設で活躍することを目指している方、社会福祉を研究されている方、社会福祉施設の経営者の方、社会福祉行政を担当されている方、社会福祉に貢献している企業の参加をお待ちしております。

一般社団法人日本社会福祉マネジメント学会